G-wave技術情報「出入口が詰まっていたら水は流れない。だから、排水口周りを徹底ガード」

屋上が受ける雨水などを地上に流す道の出入口が排水口。その出入口が狭くなれば、水は流れにくく、完全に詰まってしまえば、水は貯まっていくばかり。

屋上が水に浸かりっぱなしでは、植物の生育に悪影響を及ぼし、当然ながら、建物にも良いはずはありません。水害事故や植物の生育不良を防ぐためにも、排水口周りの対策をしっかり行うことが大切です。


排水口の目詰まりによる排水阻害対策

ルーフドレインの目詰まり対策

植栽の中にルーフドレインがある場合、FDカバーを設置し、さらにDOパイプを巻き付け、FDフィルターを設置する。


ルーフドレインの目詰まり対策
FDカバー(ドレインカバー)

FDカバー(ドレインカバー)

排水ドレイン部の客土流出を防止するステンレス製(脚部はアルミ鋳物製)のカバーで、ルーフドレインのメンテナンスにも使用します。


植栽排水口の目詰まり対策

植栽排水口の内側にDOパイプを取り付け、FDフィルターを設置する。


植栽排水口の目詰まり対策
DOパイプ

DOパイプ

植栽立上がり部、ドレイン周りからの客土中の水分、表面水を排出する機能と土の流出を防ぐ補助機能を併せ持つパイプ。


排水計画

排水計画

屋上緑化を計画するにあたり、
該当屋根の排水計画を立てることが重要です。

屋上緑化を計画するにあたり、該当屋根の排水計画を立てることが重要です。

≪注意点≫

  • 屋根の排水勾配は、1/100 ~ 1/50程度とする。
  • ルーフドレインの個数は、隣接屋根や壁の面積を考慮した個数とする。
  • 万一のドレインの詰まりを想定し、最低でも2個は設置。必要に応じて、オーバーフロー管の設置も検討する。
  • 上階からの排水が植栽帯を通らないような植栽配置とする。
  • 植栽位置は壁面に隣接させないようにする。

ルーフドレインの個数の求め方

ルーフドレインの個数の求め方

ルーフドレインの個数は、雨水排水用の管の径、屋根面積、時間当たりの降雨量予測から求めます。通常屋根面積の計算は、A+Bとされていますが、屋上緑化をする場合は以下の注意が必要です。

対策

高層ビルなどの大きな壁面に接するルーフドレインの許容最大屋根面積の計算をするときは、安全のため、壁面積の1/2を加算すること。


A+B+C×1/2=屋根面積

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