

屋上緑化用防水に求められる主な性能は4 つあります。水密性、耐荷重性、耐根性、そして最も重要な防水層の耐久性。
一旦緑化すると、防水層の点検・修理は大変な時間と費用を必要とします。しかし、耐久性が高ければ、点検・修理までの時間が長くなり、結果的に費用の節約に繋がるのです。
田島ルーフィングのアスファルト防水は、これまでの実績と現場から採取したデータに基づいて耐用年数を割り出し、安全な屋上緑化を実現します。
緑化用防水層では植栽がなされた後の防水層の点検、修理は困難である。そのことを前提に考えると、ひとたび防水を施したら手を加えず長時間、防水機能を保ち続けることが期待される。…中略…
大型の樹木の植栽、あるいは深い土壌層を必要とする本格庭園や菜園ではその後防水層の点検、補修はほとんど不可能と考えるべきである。従って、特に充分な耐久性、50年程度のライフの期待される防水層とする必要がある。
最近の傾向として軽微な植栽で緑化を行う例が増えている。この場合は土壌層もさほど厚くならず、万が一漏水事故が発生したとしても、その後のある程度の改修は可能である。そのため通常の屋根防水で期待される20年程度の耐久性が必要と考えた。…後略…
| 耐用年数 | 耐荷重 | 耐根性 | ||
|---|---|---|---|---|
|
最適
アスファルト防水 |
20〜60年 | ◎ | × | 耐用年数が長く、耐久性・水密性・耐荷重性に優れている。耐根層は別途必要。最も実績の多い工法。 |
塩ビシート防水 |
10〜20年 | △ | ○ | 耐磨耗性があり、露出防水の歩行用として用いられることがある。 |
ゴムシート防水 |
10〜15年 | × | × | 軽量で柔軟性を有しているためS造ALCなど露出非歩行用によく用いられる。 |
ウレタン塗膜防水 |
10〜13年 | △ | × | 施工時は液状なので、施工場所が複雑でもシームレスな仕上がり。湿潤状態が続くと劣化が進行することがある。 |
FRP防水 |
10〜15年 | △ | ○ | 施工時間が短く、仕上がりも美しい。材質が硬いため、建物の動きには弱い。 |

屋上緑化を行う場合、施工時やメンテナンス、植替えの際に、スコップやはさみ、カッターなどを使用するケースが多く見受けられます。
防水層が存在する屋上では、それらの工具を落とすなどして、防水層が痛まないように注意することはもちろんですが、設計や施工の段階で防水保護層を設置し、防水層が損傷する可能性をできる限り減少させておくことも、安全に施工を行ううえで有効です。
防水層を保護する部材を以下に列記します。
厚60~80mmを現場にて打設。断熱材の真上で打設する際は溶接金網を挿入することもあります。コンクリートの伸縮を吸収するために、3mおきに伸縮目地を設置します。
厚20~30mmを現場にて打設。ひび割れが発生する可能性が大きい。
厚5mmの合成繊維製リサイクルマット。屋上緑化システムFD-LN、FD-LP仕様には標準装備。長時間屋外暴露は不可。
厚6mmのアスファルト製成型板(500×1000)。アスファルト防水用の保護板として有効。一時的であれば重機の走行も可能。