G-wave技術情報「屋上には風が吹く。だから、複雑な風の力からグリーンを守る」

耐風性能-図

気候や風土による風の種類の違いとは別に、建物や植物の高さにより、風圧のかかり方は変わります。そこで耐風対策はそれぞれの環境を考慮して、慎重に立てていかねばなりません。

屋上緑化にしても、庭園型、省管理型で耐風対策は異なります。

庭園型では正の風圧によるトラブルが多く、省管理型では負の風圧によるトラブルがよく見受けられると報告されています。



FD-EU工法の耐風圧性能

正圧
■FDコーンH86の接着面積:約205cm²/個
(中央部にφ5cmmpくり貫きあり)

FD-EU工法の耐風圧性能についての考察

FD-EU工法は、FDコーンH86をエコムテープ20でエコムガードに接着固定する工法です。



[FD-EU工法の下地接着面積]

約820cm²/m²(FDコーンH86 4箇所/m²)

[下地接着強度]

エコムガード/エコムテープ20/FDコーンH86の長期接着強度は約20N/cm²(40℃温水浸せき3年)よって、接着強度は、16,400N /m²となる。


[屋根面にかかる風圧算定]

事例1.沖縄某現場の屋上緑化面が受ける風圧力の算定


算定に際して、適用される当該現場データは以下のものである。

基準風速:46m/秒(沖縄県名護市)

建物の高さ:18m

地表面粗度区分:II(海岸線より500m以内等)上記条件において、風圧力を算定すると、

風圧力(N/m²) 屋根中央部 軒先・ケラバ コーナー部
-3.771 -4.827 -6.486

FD-EU工法の接着強度は前述の16,000N /m²であるから、当該現場での風圧力に対する安全率は約250%となる。


事例2.神奈川県某現場の屋上緑化面が受ける風圧力の算定


基準風速:34m/秒(神奈川県足柄上郡)

建物の高さ:13m(3FL)

地表面粗度区分:II(都市計画区域外・標準的な地域)上記条件において、風圧力を算定すると、

風圧力(N/m²) 屋根中央部 軒先・ケラバ コーナー部
-1.868 -2.391 -3.214

FD-EU工法の接着強度は前述の16,000N /m²であるから、当該現場での風圧力に対する安全率は約500%となる。


[結論]FD-EU工法の耐風圧性能は、十分な安全率を有していると判断される。




WEBカタログ